考えること、学んだこと。ー ありがとうのきもち・つながり・こころのかたち ー

日々考えたこと、学んだことをマトメるブログです。読者の方に、ちょっとでも何かの足しになれば幸いです。

そう遠くない未来の話!? #05

今日は『そう遠くない未来の話!?』の5回目。

これまで『AI(人工知能)』『ロボット』『Globalインターネット網』というキーワードで、そう遠くない未来に素晴らしい世界が来ることを想像して来ました。

ただ、その素晴らしい世界は、人間にとって便利になる一方、逆に危険が潜んでいることを、今日は紹介したいと思います。

今日は、ちょっとSFちっくな話になるかもしれませんが、今後、世界がAIロボを使ったシステム、つまりヒトが介在しなくても成り立つ社会に切り替わっていくことは間違いありません。そのおかげでヒトは自由な時間が増え、好きなことに時間を投資することが出来るようになるので、素晴らしい世界です。

ただ、前にも少し話しましたが、2045年にはヒトの脳をAIの性能が上回るという分析結果が公表されると、著名な科学者、起業家の一部は、この『2045年問題』を危惧し警鐘を鳴らしています。

『2045年問題』とは?

簡単です。あの有名な映画『ターミネータ』の世界観です。Globalインターネット網を使って、AIが人間を必要ないものだとみなして、ロボットによってヒトが虐殺される世界です。SF、マンガの世界です。ロボットが人間に対して危害を加えるという。

 

 

!?、は~何いってんのコイツって思ったヒトが、ほとんどだと思います。でも想像してみてください。疲れもしらない、間違わない、しかも自分自身で正しい判断を下して実行できるAIが、その時点では世界の社会システムをヒトの変わりに管理する時代になっているはずです。

AIは、すでにヒトの脳を超える能力を持っているわけなので、世界の社会システムに人間は必要ないって判断したって、全然不思議ではなく、可能性はゼロではないですよね。これを著名な科学者、起業家の一部は危惧し警鐘を鳴らしているのです。

もう少しイメージしやすく話すと、AIロボたちが私達の代わりに働いている未来を想像してみてください。AIロボが、世界の社会システムを担い、電気、水道、ガス、道路、輸送、交通機関、治安維持、インターネットといった生活インフラをすべて管理しています。

それらが反乱を起こします。AIロボは、まずヒトが生活できないように、このインフラを止めてしまうでしょう。大混乱です。ネットにアクセスできないので、コミュニケーションもとれません。情報も入手することも出来ず、石器時代に逆戻りです。そんな中、治安維持つまり警備、警察、軍事関連もAIロボが担っているので、ヒトよりも圧倒的に強いわけです。映画のようにヒトはAIロボに対抗する手段がなく、反乱を鎮圧することが出来ません。

どうですか? イメージ出来ました?

ヒトは、どうしても楽な方、便利な方へ流されてしまいます。でも、AIロボット、Globalインターネット網により世界の社会システムが自動化され便利になっていく一方で、これらの危険があることを認識し管理していかなければならないことを忘れないでください。

でも、ちゃんと管理し使いこなせれば、こんな素晴らしい世界はありません。早く実現するところを見てみたいです。ワクワクします。是非そういう仕事、サービスを提供する立場にもなりたいですね。機会があれば、是非一緒に仕事しましょう。

今日も生かされている自分に幸せを感じ、この世界に『感謝』。それでは明日、お楽しみに!!

そう遠くない未来の話!? #04

今日は『そう遠くない未来の話!?』の4回目。

これまで『AI(人工知能)』、『ロボット』というキーワードで自動運転カーウェアラブル端末の話をさせてもらいました。引き続いて、今日はGlobalインターネット網がキーワードです。

すでにインターネットは我々日本人にとっては、当たり前のように普及していまうすが、世界全体でいうと6割しか普及しておらず、残り4割のヒトは、その恩恵を受けられない状態にあります。

まだ計画段階ですが、SpaceXGoogleといった企業によって、その状態が2020年には解消される可能性が出て来ました。 

 

世界中でインターネットが出来るようになった未来を想像する

まずメリットからお話します。人口70億人の世界で4割のヒト、28億人がネット上で自由に買い物が出来るようになります。これは世界の経済規模が約1.7倍に拡大することと、ほぼ同じ意味です。大きなビジネスチャンスが生まれます。

次にデメリット。公共性を確保すると、SpaceX CEO イーロン・マスク氏公表していますが、最終的には、どうなるのかがわかからないのが現状です。

というのも、例えば公共性を考えて、世界中誰でもGlobalインターネット網を使えるようにしたとしましょう。

もし従来の通信インフラよりも安く使いやすかった場合、従来の通信インフラは使われなくなるのは必須です。従来の通信インフラ会社(キャリア)、その通信設備の関連会社、ガラケースマホメーカー、インターネットサービス・プロバイダーといった通信業界が成り立たなくなる可能性を秘めているのです。

これは何を意味しているかというと、出資しているのはGoogleです。きっと、衛星を使ったGlobalインターネット網にアクセスできるAndroid端末を自社で開発するでしょう。それを世界中で販売すれば、従来までのものは売れなくなり、市場を独占することが出来きますが、Googleは通信端末開発はオープンにし誰でも参入できるようにすると考えられます。

それでも十分儲かるからです。でも、従来までのキャリアとその通信設備の関連会社、インターネットサービス・プロバイダーは存続できなくなることには変りありません。最悪廃業するか業種展開を迫られるでしょう。

だから、ソフトバンク 孫 正義氏は、新しいビジネスを常に模索し、未来に投資している訳です。Pepperといったロボット新規事業も、その一つなのです。

では逆にGoogleは、なぜSpaceXに出資したのか?

Googleの主な収入源って何ですか? そうネット広告収入です。Googleの検索サイトにアクセスできるユーザー数が増える、つまりネット普及率が上がるということは、広告収入も増えるということなんです。

もし、Globalインターネット網が構築できれば、ネットで検索するヒトも1.7倍に増えるので、単純にGoogleの広告収入は1.7倍になるとも考えられます。こんな、おいしいことはないですよね。だから1000億以上もの出資を行っているのです。Globalインターネット網がもたらす利益を考えれば、安い投資です。

そんなGoogleの思惑があるにせよ、事業計画は世界中のヒトが平等にネットの恩恵を預かれる世界が構築されるので、素晴らしいものだと言わざる負えません。

ネットに世界中どこでも繋がれる状況がもたらすものは?

Globalインターネット網もたらす最大の恩恵は情報格差が無くなることです。新興国の貧しい国の人々、子どもたちはネットを通じて『情報』を検索し『勉強』することも出来ます。そして、『ビジネス』をはじめることもできるのです。

これは世界規模で考えた場合、『機会の損失』を減らし、世界の『生産性』を上げることに寄与します。2020年は5年後です。この事業が実現し、想像したような世界が訪れることを期待します。

ただ、ここで注意しておかなければならないのは、Globalな通信サービス網より世界経済の規模が大きくなり、ビジネスを立ち上げるヒトたちも増加します。なので、1.7倍!?とは言わないまでもビジネスにおける競争が激化することは間違いありませんね。

このときに本当の意味でのGlobal競争力が試されるのかもしれませんね。通信業界だけでなく、その他の業界も何もせず、あぐらを書いている場合ではありません。5年後なんか、あっと言う間です。それまでに生き残っていけるだけの力を身につけ、対応出来るようにしておかなければなりません。

『ピンチ』は逆に『チャンス』です。この大きなビジネスチャンスをものに出来るように是非一緒に頑張ってみませんか? 今日も生かされている自分に幸せを感じ、この世界に『感謝』。それでは明日、お楽しみに!!

そう遠くない未来の話!? #03

今日は『そう遠くない未来の話!?』の3回目。

昨日の自動運転カーに引き続いて、今後、私達の生活を激変させるものを紹介します。それはウェアラブル端末(センサー含む)です。これもAIロボの一つです。

自動運転カーは、生活する上で必須である『移動』の自動化でした。それに対してウェアラブル端末は『健康』『時間』管理の自動化です。

すでに『健康』分野では、活動量計として多くのメーカーによって実用化。ウェアラブル端末搭載されたセンサーから得られる様々な情報が『健康』管理に活用され始めています。

これについては、歩数、距離、消費カロリー計算、睡眠時間、レム・ノンレム睡眠心拍数の測定まで出来きるところまで来ています。これらの情報はウェアラブル端末からスマホbluetoothで転送され、アプリで分析管理されるシステムが一般的です。分析結果から、より健康的なカラダを作っていく、維持するためのアドバイスが、アプリから提供される仕組みです。

活動量を自動測定、それを数値化し管理できるようになると、何がすごいのか?

ここからは『時間』管理の自動化について説明します。ウェアラブル端末によって取得した活動量を長年分析した結果、知ってるか知っていないかで、今後の生活が変わってしまう程の意味が隠れていたようです。

心拍数や手の動きといった活動量は、一日当たりの総量が決まっているということが、最近わかってきました。これは何を意味するかというと、人それぞれで集中して活発に動ける時間には限りがあるということらしいです。その時間を超えると、集中できなくなって作業効率が低下してしまうみたいです。

もし事実だとして、その集中し活発に動ける時間の量を測定、その時間量を上手くマネージメント出来るようになれば、限られた時間を効率的に使えるようになります。そして、節約できた時間を自己投資、好きなことに当てることができるようになるのです。

なので、ウェアラブル端末による『健康』管理と同じように、『時間』管理も自動化できれば、一人あたりの生産性を劇的に向上させることが可能です。これが国レベルで可能になれば、経済活動のパイが大きくなり、日本経済の回復、成長させる可能性を秘めています。

逆に他国も同じ条件下にあるので、導入タイミングが遅れれば、生産性=競争力で他国に負けてしまう可能性も秘めているので注意が必要です。

ただ前者となることを期待して、私は動き始めています。興味がある方は、日本の未来のために一緒にやりませんか。

今日も生かされている自分に幸せを感じ、この世界に『感謝』。それでは、明日は、違うテーマでお話させていただきますので、お楽しみに!!

最後に活動量の意味するところの詳細は以下を参照ください。まだまだ検証は必要なようですが、ウェアラブル端末を活用することで今まで見えなかったもの、活動量が示す新たな法則が存在を示唆していま。是非読んでみてください。これを読むと、ウェアラブル端末を買って活動量を測定したくなりますよ!!

 

そう遠くない未来の話!? #02

今日は『そう遠くない未来の話!?』の2回目。

もう少しイメージを膨らませてみましょう。をテーマにしたいと思います。

まず、『AI (人工知能)』『ロボット』を組み合わせたものを『AIロボ』と、ここでは呼ぶこととします。

今話題の自動運転カーも、AIロボの一つです。今後、私達の生活を激変させるでしょう。Googleや国内自動車メーカーは、数年以内に実用化すると公表してます。

では、今日は自動運転カーをテーマにお話していきます。皆さん、想像してみてください。街なかを無数の自動運転カーが行き交っている姿を。

ある週末の朝、あなたは家族でショッピングモールに買い物に行きます。支度ができたので、スマホのアプリを起動。自動運転カーを呼び出します。暫くすると、自宅の前に到着。到着するとスマホに到着連絡。クルマの近くまでくると、自動でドアが開くので乗り込みます。

車内を見回すとハンドルも座席も見当たりません。あるのは、ふかふかのソファーだけ。『◯◯のショッピングモールへ』と声に出すと、自動的にドアが閉まり、クルマは静かに目的地に向け走り始めました。

クルマはGPSやセンサー、ネットを駆使し、自身の位置や周囲のクルマとの間隔を共有、ヒトが運転するよりも格段に安全です。急発進、急停止もなく、車内は安定しているので、シートベルトも締める必要はありません。目的地まで約30分の快適な旅です。

出発するとすぐ、途中のいきつけのカフェで朝食。お店の名前を声に出すと、車内のフロントガラスにお店のお勧めメニューや情報が映し出されます。注文は各人のスマホで。暫くすると、お店に到着。お店のヒト(AIロボかも)が朝食をクルマまで運んで来てくれます。受け取るとクルマは目的地に向けて、再び走り始めました。

クルマのなかでは、お店チョイスの音楽が流れ、お気に入りの朝食を取りながらの談笑が響きます。食べ終わる頃には、目的地に到着。そのまま皆でショッピング。そして、同じように帰宅。

どでしょうか?イメージできましたか?これが、すぐそこまで来ています。車は、単なる移動手段から、目的地まで如何に楽しく快適に過ごせるかっていう空間に変わります(エンタメ、癒やし)。想像するだけで、ワクワクしますね!!

ただし、このような快適な未来が待っている一報で、困るヒトたちも出て来ます。その例として、自動運転カーが普及すれば、タクシー、バス、運送トラックといったものに運転するためのヒトが必要なくなってしまいます。そして、将来的には荷物の積み下ろし、宅配、車体のメンテナンスも、AIロボが出来るような未来が来るかもしれません。

まだ先のことって思っているかもしれませんが、前にもいったとおり、ガラケーが登場してスマホが当たり前になるまで10年も掛かっていません。技術革新のスピードは、驚く程に速いです。自動運転カーも同じです。

長距離の移動も、夜間の寝ている時間を活用して移動すれば良いので、夜行バスを個人でチャーターする感覚。そして、夜行バスとは最大の違い、メリットは現在地から目的地までドアtoドア、観光客や、ある程度時間に余裕がある出張者には需要が高いはず。

将来、長距離を短時間で移動出来る飛行機、新幹線、リニアといったものは、一部のお金があるヒト、本当にスケジュールが過密なヒトしか乗らなくなるかもしれません。

個人的には、現時点でも夜行バスを利用した場合、飛行機、新幹線と感覚的な時間の差はありません。

どうでしたか?クルマ一つとっても、自動化されると、生活が激変しそうですね。そう言った将来になることを見据えた上で、日々生活するのと、しないとでは全然違ってきます。成功するヒトは、常に将来ビジョン、なりたい自分を持っていますので、これを機会に将来、どうなりたいか、どうやって生きていくかを考えてみてください。

今日も生かされている自分に幸せを感じ、この世界に『感謝』。それでは、明日も、違う分野でAIロボ(自動化)されたら、こんな感じになるをテーマにお話させていただきますので、お楽しみに!!

そう遠くない未来の話!? #01

今日は『そう遠くない未来の話!?』をテーマにしたいと思います。

キーワードは、最近よく耳にするようになった2つ。

『AI (人工知能)』『ロボット』

まずは、この2つのキーワードを説明。

AI (人工知能)

人工的にコンピュータ上などで、人間と同様の知能を実現させようという試み。そのための一連の基礎技術のことを指します。

最近、有名なのはIBM社のWatsonです。2011年、米国クイズ番組でクイズ王(二人)に勝利。ネットには未接続で、長年にわたる対話と膨大なデータによる学習を通じ蓄積された知識を用いて、手がかりを見つけ複数の解答候補をランキング化。そのプロセスを得て応答するまで約3秒という速さです。

ロボット

最近でいうと、ソフトバンクPepperが有名ですね。既に市販化され、街なかでティシュ配りもしてるみたいです。なんと時給1500円、その辺の学生バイトより高給取り!! 

ここでキーワード説明おわり。本題に入ります。

この2つの技術革新により、近い将来、我々の仕事が確実に無くなります。想像しやすいのは、農業、建設現場といった肉体労働が必要な職場では、ロボットが人間に取って代わります。これは既に起こっていることです。そして、知的労働の分野でも、先程紹介したWatsonといったAIが既に銀行、保険会社等に導入され、今後試験的に運用していくフェーズまできている。

ガラケースマホの進化を思い出してください。10年以内に起こった出来事!! そう考えると、そんな未来なことではないと思いませんか?

恐ろしいことです。既に世界中で議論されています。これは「2045年問題」として話題です。2045年には、コンピューターは人間の脳を超えると予測されています。それがもたらす未来、世界のカタチとは、どんなものなのでしょうか?

確実に言えるのは、AIを搭載したロボットは、24h不眠不休で働けて、作業効率が落ちない。さらに文句も言わない。そして、壊れてもすぐに取り替えられる。いいコトしかありません。

そんな世界で普通の人間が生きていくためには、世の中に新しい価値を産み出すポジションにいるか、AIやロボットを作る、またはメンテナンス出来るスキルを持つかという選択肢しかありません。ほんとに怖い世界です。

もしかすると、新しい未来、世界のカタチを考えて、自身のカタチ(将来設計)を見直さなければいけない岐路に立っているのかもしれません。

将来のビジョン(夢、目標)を見直し、これから日々行動を変えていけば、今からでも十分間に合います。私も最近始めたヒトリです。一緒に頑張ってみませんか?

今日も生かされている自分に幸せを感じ、この世界に『感謝』。それでは、明日以降はもう少しイメージを膨らませていきましょう。

マスからニッチ。そしてニッチからマスへ。#03

今日は、インターネットの普及がシニア世代に与えた影響についてを整理します。

シニア世代にとって、インターネットの普及は良いものだったのか? もちろん、問題なく順応しているシニアもいると思いますが、その恩恵を享受できていないシニアが圧倒的多数を占めています。

次に注目しなければならないのが、シニア世代の考え方や環境です。ネットがない時代が長かったので、無くても生活する上で困らない、問題ないって回答をよく耳にします。

ですが、これはネットがもたらす恩恵を知らないから言える言葉であって、それを知っているシニアは絶対に言わない言葉です。ただ、悲しいことにシニア世代の圧倒的多数は、前者なのです。

ではネット世代とシニア世代の差は何なのでしょうか? 答えは情報量です。ネットが使えないと、情報量に圧倒的な差が出て来ます。これが情報格差です。

シニア世代は、ネット世代とは違い、ハードを購入する際の指標(情報)を、どうしているのでしょうか? たぶん昔ながらのコミュニティー(公民館、井戸端会議)、店頭販売(対面)、通販(テレビショッピング、雑誌)といったものが主な情報源です。これでは知れる情報に限界があります。

この情報格差は何をもたらすのでしょうか?

それは『非効率、低生産性(無駄な時間と労力とコスト)』『機会損失』を産むことになります。例えば#02で説明したように、ハード(製品)をネットで比較することができれば、何店も見て回る時間と労力を省くことができ、そして最安値で購入できるのでコストも抑えられます。また、限られた情報源だけでは、困ったことを解決するハードがあったとしても、それを見つけることも困難なので、解決の機会を失ってしまいます。

知らないっていうのは、逆に幸せなことだったのかもしれません。ただ、1000兆円の借金、インフラの老朽化、少子化による人口減、超高齢化社会に突入し市場規模が縮小していく日本において、そんな悠長なこと言ってられるのでしょうか? 答えは、否です。

これはシニア世代だけに当てはまるものではありません。ネット世代にも当てはまることです。インターネット環境を100%使いこなせていない社会は、非常にもったいない状態なのです。

これまでのブログにあるように、成功しているヒトのほとんどは、膨大な情報をインプットし活用することで日々行動を効率化しています。時間、労力、コストのマネージメントの達人なのです。

そして、節約した『時間、労力、コスト』を自身の有益な『機会』に投資することを繰り返しているからこそ、好循環が生まれ『お金と機会』に恵まれています。普通のヒトと成功しているヒトと差は、その努力(やり方)の差だけです。

現状ネットを使いこなせているヒトは、全体のごく一部、つまりニッチです。まずは人口比率が最も大きいシニアに対して、ネットを身近にする、使いやすいサービスを提供できるようになれれば、日本は激変するはずです。これもニッチからマスになる可能性を秘めています。想像するだけで、ワクワクしませんか?

私は、そのサービス提供に向けて準備を始めたところです。皆さんも一緒に始めませんか?

『マスからニッチ。そしてニッチからマス』へというタイトルで、3回に渡ってお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか? 最後まで読んでいただき、ありがとうございますした。

まだまだ言いたいことが上手く伝えらるだけの文章能力がなくて、すいません。明日は新たなテーマでお届けしたいと思いますので、お楽しみに!!

 

マスからニッチ。そしてニッチからマスへ。#02

今日は、インターネットの普及によって激変した環境について、整理していきます。

特に日本の産業、経済を支えている自動車や電化製品といったハードウェア(製品) を売る市場環境、開発環境について考えていきます。

インターネットが自由に使える世代は、必ずネットで検索し比較してから、ハードを購入するようになりました。また、近年SNS、ブログで話題になったら、ちょっと手をのばすといったように、多様な情報リソースからハードの知識を得てから購入します。

簡単にネットで比較できるので、デザイン✕性能✕価格の分だけ、価値観(好み)が多様化され、それに伴ってマス市場がなくなりました。ネット世代に対するセールス、マーケティングのポイントが変わったのです。昔のようにテレビ媒体を使った宣伝広告だけで売れる時代ではなくなりました。

【インターネットの普及によって影響を受けた環境】

➡ネットで簡単に比較できるようになった

➡デザイン✕性能✕価格の分だけ、価値観が多様化

➡マス市場は存在しなくなった

➡逆に多様化が進んだため、消費者は選ぶことが出来なくなった。

➡ターゲット(消費者)を絞った提案型セールスが登場し流行っている

➡マスからニッチへ

 

【大手メーカーとベンチャーとの対比】

大手メーカーとベンチャーの違いは大きく分けて、以下の3つ。

固定経費(人件費、設備維持費、開発費、広告宣伝費、税金)

大手メーカーは、従業員数が多いため、固定経費が莫大。ベンチャーは少数なので、固定経費も安く済む。

ターゲットとする市場規模

大手メーカーは経費が莫大なので、マス市場を狙うしかない。それに対して、ベンチャーは経費が少ない、というよりも元々資金がないので、ニッチ市場しか狙えない。

ハードの開発コンセプト

マス市場を狙わざる得ないので、万人受けする多機能でかつ、ある程度高機能なハードを作らざる負えないので、どうしても高価格化する。飛び抜けた機能がないため、他メーカーに真似されやすい。性能差はないので低価格化競争に陥りやすい。それに対して、ニッチ市場でよいベンチャーは、ある機能に特化してハードを作ることで、ある程度価格を抑えることができる。特化しているので真似されにくい。よって、コンセプト(アイデア)次第で、ニッチ市場を開拓できる。

以上より、現環境にマッチしているベンチャーが元気なのは頷けますよね。そして、SNSやブログ、口コミの規模の拡大は加速するので、今後のセールス、マーケティングの進化によっては、ニッチからマスへの可能性を十二分に秘めています。

最後に京セラ、KDDIを創業した稲盛 和夫氏が提唱するアメーバ経営を紹介しておきます。これこそが、大手メーカーとベンチャーの強みを持った経営手法であると考えるので、興味がある方は是非読んでみてください。

アメーバ経営 (日経ビジネス人文庫)

アメーバ経営 (日経ビジネス人文庫)

 

では明日はネットがシニア世代に与えた影響について考えてみましょう。それでは、お楽しみに!!