考えること、学んだこと。ー ありがとうのきもち・つながり・こころのかたち ー

日々考えたこと、学んだことをマトメるブログです。読者の方に、ちょっとでも何かの足しになれば幸いです。

マスからニッチ。そしてニッチからマスへ。#03

今日は、インターネットの普及がシニア世代に与えた影響についてを整理します。

シニア世代にとって、インターネットの普及は良いものだったのか? もちろん、問題なく順応しているシニアもいると思いますが、その恩恵を享受できていないシニアが圧倒的多数を占めています。

次に注目しなければならないのが、シニア世代の考え方や環境です。ネットがない時代が長かったので、無くても生活する上で困らない、問題ないって回答をよく耳にします。

ですが、これはネットがもたらす恩恵を知らないから言える言葉であって、それを知っているシニアは絶対に言わない言葉です。ただ、悲しいことにシニア世代の圧倒的多数は、前者なのです。

ではネット世代とシニア世代の差は何なのでしょうか? 答えは情報量です。ネットが使えないと、情報量に圧倒的な差が出て来ます。これが情報格差です。

シニア世代は、ネット世代とは違い、ハードを購入する際の指標(情報)を、どうしているのでしょうか? たぶん昔ながらのコミュニティー(公民館、井戸端会議)、店頭販売(対面)、通販(テレビショッピング、雑誌)といったものが主な情報源です。これでは知れる情報に限界があります。

この情報格差は何をもたらすのでしょうか?

それは『非効率、低生産性(無駄な時間と労力とコスト)』『機会損失』を産むことになります。例えば#02で説明したように、ハード(製品)をネットで比較することができれば、何店も見て回る時間と労力を省くことができ、そして最安値で購入できるのでコストも抑えられます。また、限られた情報源だけでは、困ったことを解決するハードがあったとしても、それを見つけることも困難なので、解決の機会を失ってしまいます。

知らないっていうのは、逆に幸せなことだったのかもしれません。ただ、1000兆円の借金、インフラの老朽化、少子化による人口減、超高齢化社会に突入し市場規模が縮小していく日本において、そんな悠長なこと言ってられるのでしょうか? 答えは、否です。

これはシニア世代だけに当てはまるものではありません。ネット世代にも当てはまることです。インターネット環境を100%使いこなせていない社会は、非常にもったいない状態なのです。

これまでのブログにあるように、成功しているヒトのほとんどは、膨大な情報をインプットし活用することで日々行動を効率化しています。時間、労力、コストのマネージメントの達人なのです。

そして、節約した『時間、労力、コスト』を自身の有益な『機会』に投資することを繰り返しているからこそ、好循環が生まれ『お金と機会』に恵まれています。普通のヒトと成功しているヒトと差は、その努力(やり方)の差だけです。

現状ネットを使いこなせているヒトは、全体のごく一部、つまりニッチです。まずは人口比率が最も大きいシニアに対して、ネットを身近にする、使いやすいサービスを提供できるようになれれば、日本は激変するはずです。これもニッチからマスになる可能性を秘めています。想像するだけで、ワクワクしませんか?

私は、そのサービス提供に向けて準備を始めたところです。皆さんも一緒に始めませんか?

『マスからニッチ。そしてニッチからマス』へというタイトルで、3回に渡ってお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか? 最後まで読んでいただき、ありがとうございますした。

まだまだ言いたいことが上手く伝えらるだけの文章能力がなくて、すいません。明日は新たなテーマでお届けしたいと思いますので、お楽しみに!!