おもろい!?日本、おもろい日本!!-#06
『おもろい!?日本、おもろい日本!!』の6回目です。
今日は、おもろい日本を創っていくための『観光資源』を分析します。
日本における『観光資源』って、何?
『観光資源』って聞いて、何を想像しますか?
1) 国宝の神社仏閣、世界遺産といった建物の観覧➡視覚
2) 蒔絵、漆器、陶器、陶芸、鉄器、組木細工といった伝統工芸品➡視覚
3) 太鼓、琴、尺八、雅楽といった伝統音楽➡聴覚
4) 相撲、野球、剣道、柔道、空手といったスポーツ➡視覚
5) 歌舞伎、能、日本舞踊といった伝統芸能➡視覚、聴覚
6) マンガ、アニメ、ゲームと言ったサブカルチャー➡視覚、聴覚
7) 四季、自然、気候といった地理的資源➡視覚、聴覚、触覚
8) 懐石料理、寿司、和菓子、家庭料理、B級グルメといった料理➡味覚、嗅覚、聴覚
9) 茶道、華道、作法といった伝統文化➡視覚、聴覚、触覚
上から下にいくに従って、1度に体感できる感覚の数が増えていく。インパクトがあり、帰国しても覚えている可能性が高い。自国で日本を宣伝してくれる。
なぜ、おもろい日本にするために『観光資源』が大事?
眠っている観光資源が、日本中にたくさんあります。おもろい日本にするためには、この観光資源(コンテンツ)を活用しない手はありません。ただ、情報発信が上手く行っていません。なぜ、だろう。答えは簡単です。商品や観光スポットを、そのまま説明するだけだけから。
では、ストレートに説明することがダメな理由は?外国人観光客にとっては、日本は別世界ですが、それは漠然としたもので、どれも同じに見えてしまうためです。
なので、日本観光の定番と差別化できていないから、定番にヒトが流れてしまっているのが現状。例えば、自国のヒトの顔は見分けられるけど、外国人の顔は似たり寄ったりで区別がつかないのと同じ。だからこそ、『観光資源』を吟味し、差別化することが大事なのです。
どうやってリピーターが産まれる『観光資源』を創るか?
リピーターを産む観光資源、それは他との差別化のみいか道はありません。
ターゲットを絞ること(年齢、男女、家族連れ、若者、シニア)
日本に来れば、どうなれるか、何を得られるか、その感情や思い出を大切にし、情報発信をすること
聖地をつくること(京都、渋谷、浅草、秋葉原、銀座)
五感をフルに使った体験(コンセプト)
例えば・・・。
日本食を作っているところを見せて、食べてもらう
プロモーションビデオの作成
変なホテル 泊まることすらもエンターテイメント化
来日した外国人に日本をアピールするセールスマンになってもらいましょう。
一人で『つまらない、面白くない』より、『ワクワク、楽しい』です。それは、あなたの行動次第です。今日も生かされている自分に幸せを感じ、この世界に『感謝』。それでは明日、お楽しみに!!