考えること、学んだこと。ー ありがとうのきもち・つながり・こころのかたち ー

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おもろい!?日本、おもろい日本!!-#01

『おもろい!?日本、おもろい日本!!』の1回目ってことで、『コミュニケーション』をキーワードに現状の日本を整理し、こうなったら日本おもろいなっていうのを提案したいと思います。

まず、個人的に感じている日本の世代別イメージ(偏見)。メディアに踊らされている、影響を受けている感が半端ないが・・・。

・学生、社会人20代(スマホSNS世代)➡元気がない、いじめ、貧困化➡生活苦

・社会人30‐50代(携帯世代)➡ルーティーンワーク、社会への諦め➡無気力、無関心

・シニア(固定電話世代)➡社会から必要とされない、生き甲斐がない➡認知症

通信手段が電話、メール、チャット、SNSといったよに、便利になればなるほど、簡単にコミュニケーションが取れる分だけ、中身が無く希薄、浅くなっていく。顔を見て、じっくり本音で、腹を割って話すという機会が少なくなったのではないだろうか?

これは、確かにハードルが高く大変だが、自分自身、考えやイメージを伝えるためには最も良い手段であり、時には意見がぶつかり合い喧嘩になることもあるだろうが、最後には良き理解者になってくれるはず。それが家族であり、仲間、親友だと思う。

そして、世代間のコミュニュケーション不足も問題。仕事上の繋がり、プライベートにおいて地域、イベント等でさえ繋がる機会が、ほとんど無くなって来ているように感じる。これでは世代間のギャップが広がるばかりで、同じ日本人なのに違うヒトみたいな扱いになってきている。

この傾向は今後さらに加速し、自身が傷つかず、楽な場所、つまり自分に近い限られたコミュニティーの中だけで生活、生きていくようになりつつあります。

新しいことへのチャレンジや出会いといったものを拒絶するようになって、自分自身の枠、可能性を広げる機会を無くしていまっているように感じます。それなのに、『つまらない、面白くない』って言うヒトたちが、ほとんどです。

自身が変わらなければ、現状は何も変わらないのに。原因を外、社会や他人のせいにして、自分を顧みない。『つまらない、面白くない世界、日常』を作ってしまっているのは自分自身なのに。それに気付いていない。

少し行動を変えて、チャットやメールではなく面と向かって話せば、大概のことは解決できます。それだけで楽しい関係を構築できるのに、非常にもったいない。今ないなら、自分でおもろいコミュニティーを創っていくっていう気概が大事。それがハードルが高いなら、一緒にやってくれる仲間を探しましょう。

すべての世代に共通するのは、どうなりたい、どう生きたいかっていうビジョン(夢や目標)がないことに起因しています。今の日本暗すぎる。逆にテレビの特集等で取り上げられる地域で、皆で積極的にコミュニケーションを取って、コミュニティーを良くしていこうと努力しているところは、活気があり楽しそうです。

さらにコミュニティーを再生、成功まで導いているヒトたちって、地域の良いとこ、強みを見つけるだけでなく、ちょっと何かを足して、今までにない魅力的なもの(付加価値)を創って、町おこしをやってます。例えば、昔からある地域のソウルフードB級グルメとして売り出したり、自然豊かな地域に高速インターネット網を整備、改装した古民家をワーキングスペースとして、ITベンチャー企業を誘致したりとか。

ネットの普及で色んなものを簡単に何でも比べられるようになってしまい、どうしても自分が住んでいる地域、環境と比べてしまう。ヒトは劣っているとこ、悪いとこを見つけるのは上手いが、良いところを見つけるのは苦手だ。

学校、地域、自治体、都道府県、表面的なデータだけで比較し、悪いとこにだけ注目しがちです。交通の便、公共サービス(インフラ、医療)、税金、物価、治安、学力とか。

ほんとに大事なのは、心の豊かさ。ヒトとの繋がり、地域性、コミュニティー。そして、自分たちで、それらを維持管理、さらに発展させていくという気概、気持ちが一番なのかもしれません。

これは、社会や人任せ、既にあるものを求めても手に入るものではありません。あなたも、楽して手に入るモノではないことに薄々気が付いているではないでしょうか?

大変だからこそ、やり甲斐があり、成功したときの達成感も大きい。一人で出来ないからこそ、コミュニケーションをとって仲間を増やし、一緒にやる。失敗したときの悔しさ、成功したときの喜びを分かちあうからこそ、絆も深まる。

若い世代、シニア世代とか関係ない。本音、本気でぶつかるからこそ、いいモノが産まれるし、創っていける。そして、大切に出来る、育てていける。社会から与えられるのを待っていては、『つまらない、面白くない』のは、当たり前です。今度は逆に恩返し。社会に対して何かを与えられるヒトになってみるのは、いかがですか?

そういったヒトが集まって、何かを変えていこうっていうパワー、エネルギーって、スゴいです。一回スイッチ入っちゃて、未来を想像、ビジョンを持っちゃうと、ワクワクが止まらず、居ても立ってもいられない。勝手にカラダが動いちゃうんです。そんなヒトがいっぱいいる地域、日本って、おもろいですよね。

そして、日本は、様々な社会問題を抱えています。あくまで一例ですが、子供の貧困化、シニアの認知症孤独死。他にもたくさんあります。他人ごとでなく、何とかしなくてはいけません。

大家族(2世帯、3世帯)➡核家族化➡経済低迷➡低所得化➡共働き

➡家族のコミュニケーション不足➡離婚➡シングルファザー、マザー➡子供の貧困化

高齢化社会核家族化➡孤独➡社会から必要とされない。生き甲斐がない。

認知症孤独死

どこか温かい日曜日の夕方、『サザエさん』、『ちびまる子ちゃん』が、ずっと愛され続けてきたのは、どこか憧れるところ、共感できるところがあったかもしれませんね。

お母さんが必ず家に居て、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒。食事は皆でテーブルを囲んで必ず一緒に食べる。近所のヒトとは仲良しで必ず挨拶。何かあったときは皆が親身になって助けてくれる。今の都心部で生活していると、在り得ない光景です。

もしかすると、こういった繋がりが欲しい、補うためにSNSが急速に普及したのかもしれません。でもSNSが代わりになれたかというと、そうではないでよね。

なので、ほんとに『おもろい日本』を創る、再生するためには、まず家族、次に地域コミュニティーと、段階を踏んでいく必要があります。皆で『おもろい日本』を創っていきましょう。

そのためには、まず日々の行動を少し変えましょう。まずは『挨拶』から。元気よく。

今日も生かされている自分に幸せを感じ、この世界に『感謝』。それでは明日、お楽しみに!!