考えること、学んだこと。ー ありがとうのきもち・つながり・こころのかたち ー

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おもろい!?日本、おもろい日本!!-#05

『おもろい!?日本、おもろい日本!!』の5回目です。

今日は、おもろい日本を創っていくためには、最近よく話題にあがる『観光』にフォーカスして、整理してみます。 

なぜ、おもろい日本にするために『観光』が大事?

日銀の量的緩和のおかげで、経済が回復基調にある昨今ではあるが、経済低迷の抜本的改革が進んだとはいえないため、いつ経済状況が悪化するかわからない状況です。

その中でも、唯一年々増加しているのが、『外国人の日本観光客』。昨年は、1341万人ものヒトたちが日本を訪れた。昨年、外国人観光客が日本で使ったお金は、なんと2兆278億円!! その経済波及効果は、ムシできない程になっています。

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また外国人がリピートしたくなるような『観光』って何?

まず、今の日本人は何のために海外旅行に行くのかを考えてみよう。充実した余暇を過ごすためであるのは当然として、海外旅行に行くことが当たり前になった今日においては、何が目的なのでしょう。

リゾートや観光地を巡る旅。やはり、異国の文化、雰囲気に触れて、いつものマンネリ化した日常とは違う非現実感を味わいたいから、刺激を受けたいからだと考えられます。

すると外国人も同じなのかもしれませんね。異国の文化、雰囲気を味わいたい。しかし、外国人と一括りにしてよいのでしょうか。欧米人にとっては、そうかもしれませんが、少なくとも中国人にとっては違うのかもしれません。

今の中国は、高度成長期の日本と同じ。例えば、当時の日本人は、海外旅行に行くことは一種のステータス。ハワイに行って、マカデミアンナッツ入りチョコレートを買ってきて、自慢していた。またはブランド品を買い漁る。

今の中国人と、そんなに変わらないですよね。中国人にとっては、日本であり、観光スポットでスマホで写真を撮ってSNSで自慢する、または日本でブランド品、家電製品を買うことがステータス、特別感なんです。

まとめると、今後リピーターになってもらうためには、欧米人には非現実感つまり日本らしさ、日本文化体験。また中国人には、ステータス、特別感が、『おもろい日本』には必要です。

どうやってリピーターが産まれる『観光』を創るか?

まず徹底的な『リサーチ』が必要ですが、これまでのイメージから提案します。まず、欧米人向けの『観光』は、日本の各地域の特色を活かした、尖ったコンセプトが必要です。海外の観光地を見てみましょう。

特にヨーロッパ各地は、町並みを揃え統一感があります。それに比べて、日本は・・・。地方へ行けば行くほど、欧米人が足を伸ばす確率が低くなるので、尖らなければ生き残っていけません。これで成功しているのが、川越の小江戸ですよね。

次に中国人向けの『観光』には、成田や羽田に中国人専用のTAX Freeのショッピングモールを作ってもいいんじゃないかと、最近思うようになってきました。これぐらいすれば、中国人もステータス、特別感を持ってくれるでしょう。

欧米人向け、中国人向けと極端に提案しましたが、すべては日本らしさ、日本人のきめ細やかさをアピール出来るコンテンツを、どんどん作っていくことが大事。それでしか、リピーターを増やしていくことが出来ないのではないかと思います。

一人で『つまらない、面白くない』より、外国人とも仲良くなって一緒に『ワクワク、楽しい』です。それは、あなたの行動次第です。

今日も生かされている自分に幸せを感じ、この世界に『感謝』。それでは明日、お楽しみに!!